更新日 2022/11/19
東海道川崎宿 Tokaido Kawasaki Shuku 2023年は東海道川崎宿起立400年、東照創業110年!
今回は2つの歴史にスポットを当てます。ぜひ最後までご覧くださいませ!※写真は随時追加中です。
関連の記事
【2023年は東海道川崎宿起立400年】
旧東海道沿いに位置する「東照本店」。その脇に川崎歴史ガイドなる案内板が設置されています。江戸時代、一帯には「川崎宿」がおかれ、明治5年の鉄道開通頃まで、人と物が行き交う交通の要衝だったのです。
今となっては多くのビルが林立する街並みですが、道の各所にあるこうした案内板をもって、当時の様子に思いをはせることができます。
▲東照のあたりにあったとされる「助郷会所」。これは、公用の書類・荷物を次の宿場まで運ぶ「伝馬」が規定の数より不足した際に、周りの村落から集められるようにした「助郷」という制度のもと、各村の代表がそれらの調整を行った詰所でした。
2023年は、その東海道川崎宿が起立400年を迎える節目の年。普段より各種ツアーやガイドの方々による街歩きなどがさかんに行われています。
来年にかけては様々な記念行事が予定され、ますます盛り上がりをみせる旧川崎宿一帯にご期待ください。なお当店の並びにある「東海道かわさき宿交流館」では、詳しい資料や解説でより深い歴史にふれることができます。ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
◆ ◆ ◆
【2023年、東照は創業110年を迎えます】
▲株式会社東照 設立一周年社員旅行の様子
さて2023年は、わたくしたち東照にとりましても節目の年であります。1913年(大正2年)の創業から110年を迎えるのです。ここまでこられましたのは、ひとえにお客様のお力添えによるものです。従業員一同、心より感謝申し上げます。
▲現在の本店の向かいにあった「TEA ROOM TOHOTEL」
昭和20年代半ば頃 写っている人物は少年時代の3代目社長
店名の由来は諸説ありますが、本店の所在地「本町」が当時は「東町」であり、
「東町を照らす存在になる」という志から「東照」になったというものが有力です
我々は和菓子の製造・販売を通して、お客様のご家族三代・四代にわたってのご利用や、節目の行事でお召し上がりになったお菓子のことといった、お客様からの心温まるエピソードにふれるたび、多くの方々に支えられ積み重ねてきた歴史の重みを感じる日々でございます。近年では、川崎ならびに近隣地域のお客様に加え、ご旅行・オンラインショップ等で全国のお客様にもご利用いただくようになりました。
▲昭和30年代、現在の本店の向かいに竣工した店舗・工場・本社ビル
時代に先んじて近代化を実現しました
▲昭和41年竣工の現本店 洋菓子や喫茶室の営業も行われました
現在は和菓子販売・茶寮を営業する落ち着いた和の空間となり、
多くのお客様にご利用いただいております
これからも東照は、お客様にお選びいただけるお店であり続けられるよう、残すべき伝統と新しい風を見極めながら、ますます精進してまいる所存ですので、引き続き皆々様のご愛顧を賜りたいと存じます。
◆ ◆ ◆
【なつかし東照アルバム】
昭和40年代半ば頃と思われますが、さいか屋川崎店の7階大催し場で開催された「第6回 全川崎菓子展示会」の様子です。
当店も職人の技を凝らした品々を出展しています。餡や砂糖、飴でできているとは思えないような芸術的なものも多く、引出物等で和菓子が隆盛を極めた時代の空気を感じることができます。
時代が移り人々の好みが変化した今も、東照の技術は新しい風を取り入れながら脈々と受け継がれ、進化しています。
【展示会の写真が多いため、文末にも掲載しております。植物のアップ写真もございます。ぜひご覧ください。】
◆ ◆ ◆
【川崎のおみやげ、散策の休憩は「菓寮東照 本店」へどうぞ!】
当店では季節の生菓子や焼菓子・洋風菓子など、日々のお茶菓子から贈答品まで、ゆったりとした空間で品揃えしております。また併設の「茶寮 木の実」では「奈良茶飯風おこわ※」「お汁粉」「豆かん」「ところてん」、また夏は「かき氷」等をご用意。散策のひとやすみに、お気軽にご利用くださいませ。
✤店舗情報(本店)
平日:9:00‐18:00(茶房ラストオーダー17:00)
日・祝:9:00‐17:00(茶房ラストオーダー16:00)
※定休日なし(年始・8月盆明に臨時休業あり)
※各種クレジットカード(銀聯カード除く)・交通系ICがご利用いただけます。
◆ ◆ ◆
【奈良茶飯風おこわ とは?】
米・栗甘露煮・小豆・大豆・粟等を煎茶で炊いた、炊込御飯です。川崎宿の「万年屋」により提供され「東海道中膝栗毛」や「芭蕉の句」にも登場したほどの名物「奈良茶飯」を、史実を基として現代風に仕立てました。江戸時代の風情を感じつつ、お楽しみくださいませ。
●本店茶寮「木の実」では、奈良漬やしじみ汁とともにお召し上がりになれます。また蒸か
したものをお持ち帰りいただけます。
●本店・各売店・オンラインショップ店では、袋のままレンジで温めるだけの冷凍商品もご
用意しております。
●いずれも1食756円(税込)となります。
◆ ◆ ◆
▲近くで撮影しても、御菓子でできているとわかりません
▲当時の御菓子
▲当時の御菓子
▲当時取り扱っていた生ケーキ
▲当時取り扱っていた生ケーキ
関連の記事
【2023年は東海道川崎宿起立400年】
旧東海道沿いに位置する「東照本店」。その脇に川崎歴史ガイドなる案内板が設置されています。江戸時代、一帯には「川崎宿」がおかれ、明治5年の鉄道開通頃まで、人と物が行き交う交通の要衝だったのです。
今となっては多くのビルが林立する街並みですが、道の各所にあるこうした案内板をもって、当時の様子に思いをはせることができます。
▲東照のあたりにあったとされる「助郷会所」。これは、公用の書類・荷物を次の宿場まで運ぶ「伝馬」が規定の数より不足した際に、周りの村落から集められるようにした「助郷」という制度のもと、各村の代表がそれらの調整を行った詰所でした。
2023年は、その東海道川崎宿が起立400年を迎える節目の年。普段より各種ツアーやガイドの方々による街歩きなどがさかんに行われています。
来年にかけては様々な記念行事が予定され、ますます盛り上がりをみせる旧川崎宿一帯にご期待ください。なお当店の並びにある「東海道かわさき宿交流館」では、詳しい資料や解説でより深い歴史にふれることができます。ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
◆ ◆ ◆
【2023年、東照は創業110年を迎えます】
▲株式会社東照 設立一周年社員旅行の様子
さて2023年は、わたくしたち東照にとりましても節目の年であります。1913年(大正2年)の創業から110年を迎えるのです。ここまでこられましたのは、ひとえにお客様のお力添えによるものです。従業員一同、心より感謝申し上げます。
▲現在の本店の向かいにあった「TEA ROOM TOHOTEL」
昭和20年代半ば頃 写っている人物は少年時代の3代目社長
店名の由来は諸説ありますが、本店の所在地「本町」が当時は「東町」であり、
「東町を照らす存在になる」という志から「東照」になったというものが有力です
我々は和菓子の製造・販売を通して、お客様のご家族三代・四代にわたってのご利用や、節目の行事でお召し上がりになったお菓子のことといった、お客様からの心温まるエピソードにふれるたび、多くの方々に支えられ積み重ねてきた歴史の重みを感じる日々でございます。近年では、川崎ならびに近隣地域のお客様に加え、ご旅行・オンラインショップ等で全国のお客様にもご利用いただくようになりました。
▲昭和30年代、現在の本店の向かいに竣工した店舗・工場・本社ビル
時代に先んじて近代化を実現しました
▲昭和41年竣工の現本店 洋菓子や喫茶室の営業も行われました
現在は和菓子販売・茶寮を営業する落ち着いた和の空間となり、
多くのお客様にご利用いただいております
これからも東照は、お客様にお選びいただけるお店であり続けられるよう、残すべき伝統と新しい風を見極めながら、ますます精進してまいる所存ですので、引き続き皆々様のご愛顧を賜りたいと存じます。
◆ ◆ ◆
【なつかし東照アルバム】
昭和40年代半ば頃と思われますが、さいか屋川崎店の7階大催し場で開催された「第6回 全川崎菓子展示会」の様子です。
当店も職人の技を凝らした品々を出展しています。餡や砂糖、飴でできているとは思えないような芸術的なものも多く、引出物等で和菓子が隆盛を極めた時代の空気を感じることができます。
時代が移り人々の好みが変化した今も、東照の技術は新しい風を取り入れながら脈々と受け継がれ、進化しています。
【展示会の写真が多いため、文末にも掲載しております。植物のアップ写真もございます。ぜひご覧ください。】
◆ ◆ ◆
【川崎のおみやげ、散策の休憩は「菓寮東照 本店」へどうぞ!】
当店では季節の生菓子や焼菓子・洋風菓子など、日々のお茶菓子から贈答品まで、ゆったりとした空間で品揃えしております。また併設の「茶寮 木の実」では「奈良茶飯風おこわ※」「お汁粉」「豆かん」「ところてん」、また夏は「かき氷」等をご用意。散策のひとやすみに、お気軽にご利用くださいませ。
✤店舗情報(本店)
平日:9:00‐18:00(茶房ラストオーダー17:00)
日・祝:9:00‐17:00(茶房ラストオーダー16:00)
※定休日なし(年始・8月盆明に臨時休業あり)
※各種クレジットカード(銀聯カード除く)・交通系ICがご利用いただけます。
◆ ◆ ◆
【奈良茶飯風おこわ とは?】
米・栗甘露煮・小豆・大豆・粟等を煎茶で炊いた、炊込御飯です。川崎宿の「万年屋」により提供され「東海道中膝栗毛」や「芭蕉の句」にも登場したほどの名物「奈良茶飯」を、史実を基として現代風に仕立てました。江戸時代の風情を感じつつ、お楽しみくださいませ。
●本店茶寮「木の実」では、奈良漬やしじみ汁とともにお召し上がりになれます。また蒸か
したものをお持ち帰りいただけます。
●本店・各売店・オンラインショップ店では、袋のままレンジで温めるだけの冷凍商品もご
用意しております。
●いずれも1食756円(税込)となります。
◆ ◆ ◆
▲近くで撮影しても、御菓子でできているとわかりません
▲当時の御菓子
▲当時の御菓子
▲当時取り扱っていた生ケーキ
▲当時取り扱っていた生ケーキ
※掲載内容は取材当時の情報です。