川崎さんぽ

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更新日 2021/12/05

 冬至とゆず湯

なんでゆず湯に?…ご存じですか

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今年(2021年)の冬至は12月22日(水)。季節の移り変わりをあらわす二十四節気のひとつです。
​かぼちゃを煮て、ゆず湯に浸かって…という方もいらっしゃることと思います。

でも「なんでゆず湯に入るの?」と聞かれたら…案外ご存知ない方も多いようです。かくいう私も「体が暖まるから?」くらいの認識でした。

今回当店で「名代まんじゅう ゆず」を発売するにあたり、販売員として冬至に向けて簡単な謂れは知っておきたいところ。調べてみると次のような説があるようです。


江戸時代の銭湯で、
冬至=湯治
ゆず=融通がきくように
の語呂合わせから、冬至の日にゆず湯を提供することとなり広まったそう。
また、ゆずは実がなるまで期間が長いことから、苦労がみのるようにとの願いを込めたとも。
ゆず湯に入ることで風邪にかからず一年を過ごせるといわれています。




ゆずは冬に旬を迎え香りが豊かになりますが、香りが強いものは邪気払い・禊に用いられてきました。冬至を境に陰から陽に転じることを、易の言葉で「一陽来復」と言うのですが、陽になる際に運を呼び込もう、そのために厄払いをしておこうという意味合いが元々のようです。




その他現代的なところでは… 
・ゆず湯そのものの温浴効果など多様な効能
・ゆずの香りでリラックス効果


謂れに思いを馳せるのも一興ですが、ちゃんと科学的な効果もあるのですね!
なるほど、ひとつ物知りになりました。

さて、ゆず湯に浸かってぽかぽかリラックス…そんな湯上がりタイムに東照の「名代まんじゅう ゆず」(季節限定品)はいかがでしょうか。

まんじゅう皮にも餡にも、刻んだゆず皮を入れて香り高く、それでありながら品のある味わいに仕上げました。山芋を少し入れることで、しっとりふわふわ食感の皮となっております。

見た目もかわいらしいひと品、冬至のひとときにぜひご賞味くださいませ!

※掲載内容は取材当時の情報です。

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